位牌と聞いて多くの方が思い浮かべる黒い位牌が本位牌です。

死者が成仏するとされる四十九日法要で、白木位牌から本位牌に替えて仏壇に納めます。

その際不要になった白木位牌は、お寺に納めてお焚き上げにより処分されます。

また、本位牌は材質や加工によって大きく4種類に分けられます。

 

※ 塗位牌

塗位牌はヒノキなどで作られた木の札を、漆で黒く塗った位牌のことです。

安価な位牌は、カシューなどの合成漆やウレタンなど樹脂塗装の位牌もあり、装飾として金粉や金箔・金色の塗料が使われます。

通常塗位牌は松などの天然木材に漆を塗り、金箔や金粉を使って作られます。

その他にも、漆面に模様を彫り、金粉や金箔を押し込んだ沈金や漆で書いた絵に金や銀を蒔く蒔絵、貝殻の光沢面を埋め込む螺鈿などの技術を用いて作られる位牌もあります。

 

誠和葬祭では、葬儀後の四十九日までにご用意する位牌や供物のご用命も、当社法事部スタッフが対応させていただきます。

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