無宗教葬は現在のところ多くの方にとってなじみのない葬儀形式でもあります。

また、自由だからこそ企画や運営が難しい面もあります。

そのため、無宗教葬 (自由葬) を行なう場合には注意すべき点も多々あります。

 

※ 親族に理解を得る。

[ お経がないと成仏できないのでは・・・ ] など、無宗教葬 (自由葬) に対して否定的な意見を持つ方もおります。

円満に葬儀を終えるには家族や親族の理解と協力が不可欠です。

事前に伝えていなかったために葬儀当日に参列した親族が戸惑ってしまったり [ あれが葬儀と言えるのか・・・ ] とわだかまりが残ったケースもあります。

無宗教葬 (自由葬) を行なう場合は、家族や親族と充分な話し合いや丁寧な説明が必要となります。

 

※ 案内状はどのように出せばいい?

無宗教葬でも一般的な案内状に変わりはなく、故人の死去の事実と葬儀日程・場所を簡潔に記載します。

平服で参列していただきたい場合は [ 平服でご出席願います ] と記載しましょう。

 

※ 位牌はどうすればいい? 仏壇・仏具は必要?

無宗教葬 (自由葬) の場合にも位牌を用意することはできます。

ただし、無宗教では戒名を入れるのではなく、生前の故人の名前 (俗名) を入れる事になります。

また、開眼供養 (位牌の魂入れ) は無宗教では行わないことが多く、神棚や仏壇・ご本尊は不要になります。

仏壇は設けず、手元供養のための小さな祭壇と遺影で日々故人を偲ぶという方が多いようです。

 

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