※ 祖霊舎
神道での仏壇は、祖霊舎 (それいしゃ)・神徒壇 (しんとだん) などと呼ばれ故人様を祀ります。
先祖の魂の依り代である霊璽 (御霊代) と神具を納めている祭壇は、ほとんどが桧や栓・ヒバなどの素材を使い、木目が美しい白木の造りになっています。
安置に関しては南向きか東向き、東南向きで神棚よりやや低い位置とすることが重要です。
お手入れは、白木を傷つけないように優しくハタキをかけてホコリをとる程度にしましょう。
※ 浄土真宗
浄土真宗の場合、正式には金仏壇を安置します。
本願寺派 (西本願寺) の場合、宮殿の柱が金色 (金箔張り) のものを選び、真宗大谷派 (東本願寺) の場合、黒い漆塗りの柱のものを選びます。
それぞれモチーフとしてお堂が異なるため、造りも異なります。
また、浄土真宗ではお位牌を飾りません。
浄土真宗では、亡くなられた方はすぐ極楽浄土に往生すると教えられているためです。
位牌の代わりとして、亡くなられた方の法名 (仏弟子になった証に授かる名前) を記した [ 法名軸 ] や [ 過去帳 ] をお飾りする場合があります。
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