近年 [ 寺離れ ] や [ 墓じまい ] という言葉をよく聞きます。

宗教観が薄れお墓不要論が叫ばれているその現状を見つめなおしてみましょう。

 

※ 戦後の経済発展が、死を遠くしたのか・・・

敗戦によって焼け野原となった日本にとって経済発展は至上命題でした。

つまり、社会全体として産んで・育てて・働いて・稼いで食べなければならなかったのです。

そのため、生み出すこと・増やすことが勝ちとしてもてはやされたため、死ぬことや減ることは顧みられないようになりました。

そして、都市では労働力を必要としたので、集団就職で多くの若者が田舎から都会に出て行き、地方の共同体は崩壊していきます。

本来、お寺やお墓は土地に根差すもの、先祖のつながりはそこに生きた土地こそが大切な存在でありました。

一方、都会に出て長い年月が経った人たち・その子・孫には生活の周辺にお寺やお墓がありません。

こうして私たちの生活の周りから宗教が消えていったのです。

 

※ 死後の世界を信じられない時代・・・

宗教というのは死後の世界が信じられて初めて成立します。

というのも死への恐れを受け止めるものとして、世界中の人々が独自の死後の世界という物語を編んでいったのが宗教の始まりです。

テクノロジーが進化し、さまざまなメディア (テレビ・ネット・書籍など) でいろいろな物語 (漫画・アニメ・映画・演劇など) が語られる昨今、宗教者の言葉が響かなくなっているという側面もあります。

伝統的に宗教が語ってきた死後の世界が薄らいでいる・・・

そのため無宗教葬 (お別れ会) のような葬儀形式が生まれているのかもしれません。

 

誠和葬祭では仏事に関するお困りごと相談から、法事・法要・墓石や墓地などのご用命も賜ります。

小山市・下野市・野木町にて実績ある(有)誠和葬祭までご相談・お問い合わせください。

 

* 単独墓から永代供養 (合祀墓) などのご相談、ご案内

* ご当家様の各宗旨宗派に添った葬儀 (小山聖苑葬・やすらぎの杜せいわ葬)  事前相談により割引特典あり

 

【小山市の葬儀・下野市の葬儀・野木町の葬儀は・・・創業30年 心に安心へのお手伝い (有)誠和葬祭へ】

  小山聖苑葬・家族葬・一日葬(やすらぎの杜せいわ葬)・寺院葬・お別れ会専門店・・・(有) 誠和葬祭へ

  葬祭業界 初 【宿泊・安置所】 やすらぎの杜せいわ (葬儀に関する事前相談により割引特典あり)