本位牌を準備する際には、仏教宗派によって位牌の形が異なりますので事前確認が必要です。
※ 浄土真宗
浄土真宗では亡くなるとすぐに仏になり、霊は存在しないと考えられています。
従って霊魂が位牌に留まるという考え方はなく、原則として位牌を用意しません。
ただし、最近では手を合わせる対象として位牌を希望する門徒の方もおります。
そのような場合は菩提寺に相談し作成することをおすすめします。
※ 真言宗
本位牌に書かれた戒名の上に大日如来を表す [阿] という文字を入れます。
※ 浄土宗
戒名の上に梵字 (昔のインドで使われていたサンスクリット語を表記するために使われた文字) で阿弥陀如来を意味する [キリーク] という文字を入れます。
※ 禅宗 (曹洞宗・臨済宗)
本位牌の戒名の上に [空] という文字を入れます。
※ 日蓮宗
法号の上に [妙法] という文字を入れます、日蓮宗では戒名のことを法号といいます。
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