キリスト教での後飾りの場合は、仏式や神式のように2~3段ではなく、1段で作る後飾りがよく見られます。
この場合は少しサイズの小さなテーブルに白い布をかけて作られることが多いようです。
※ 十字架
キリスト教の葬儀において、もっとも大切にされるものです。
祭壇式の場合はこの十字架が最上段に置かれ、遺影とご遺骨は2段目に置かれることになります。
なお、仏式では白木位牌、神式では霊璽が使われていましたが、キリスト教の場合はこれにあたるものがありません。
これはキリスト教の大きな特徴の一つといえます。
※ 聖書
十字架と並んで、キリスト教の葬儀で使われる特徴的なアイテムです。
これは、祭壇形式の場合は最下段に置かれることが多いでしょう。
※ パン
パンはイエス・キリストの肉を象徴するものです。
キリスト教の葬儀で用いられるもので、皿にのせた状態で祭壇に捧げ、水を傍らに置くこともあります。
このように、一口に [後飾り] といっても、宗教ごとによって用いられるものが異なります。
また、宗派や地域、葬儀会社によっても置き方が異なることもあります。
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