後飾りにはそれぞれの宗教によって異なる道具が置かれます。
それでは [お供え物] はどうでしょうか？
※ お花について
お供え物に関しては、宗教ごとで分けて論じられることはほとんどありません。
ただし、一般的に [お花] はよく飾られ、神式の場合であっても [花を飾ってはいけない] というような厳密な決まりはほとんどありません。
実際に神式の葬儀を選ばれたお宅でも両脇に花を飾ることもあり、キリスト教では特に生花が使われます。
祭壇の上に置くのであれば小ぶりで花瓶に入れられるサイズのものを選びますが、両脇に置くのであれば (部屋の大きさに余裕があるのであれば) ある程度大きいものを選んでも良いでしょう。
葬儀に使う花といえば白や黄色の菊などです、後飾りの花は最初の一回目は葬儀の時に使われた供花を移動したものが多いと思われます。
現在では葬儀の式であっても [故人の好きな花で祭壇を作る] ・ [故人の愛した花で供花を作る] という考えがあります。
葬儀に於いて、そのようなニーズが増えているのですから、自宅で飾ることになる後飾りの場合はさらに自由度が高いといえるでしょう。
ただお花は傷んで落ちてしまうもの、また色褪せもしてしまいます。
こまめにお飾りができるよう、なるべく手間のかからない花を選ぶのがよいでしょう。
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