※ 通夜祭
通夜祭(つやさい)と遷霊祭(せんれいさい)は葬儀を行うまでの間、故人に生前同様の礼を尽くして奉仕する大切な儀式です。
神式の通夜祭は仏式の通夜にあたり、立派な葬儀では伶人(雅楽の奏者)が入ることもあります。
一般的な葬儀だとCDなどで雅楽を流しながら神職による祭詞が奏上されます。
祭詞が奏上されている間に、ご遺族や参列者は玉串を奏って拝礼するのが基本的な流れです。
※ 遷霊祭
遷霊祭は出棺前に故人様の霊を霊璽(れいじ)に移すための儀式で、御霊移し(みたまうつし)とも呼ばれます。
魂が動くとされる夜間に執り行われるのが本式で、式場内の灯りは全て消して行うのが一般的です。
霊璽は故人を家で祀る際の依り代になるもので、木主や笏などが用いられますが、鏡や故人様の遺品などが使われることもあります。
霊璽は五十日祭、もしくは百日祭や一年祭の後に祖霊舎に移してください。
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