枕団子は、古くは貴重な材料をお供えし故人を蘇らせる呪術的な役割をもっていたともいわれています。
当時、貴重であった白米を故人へお供えすることで、故人の蘇りを望んだという意味合いをもっていました。
枕団子の起源には2つの説があり、仏教の祖と言えばお釈迦様ですが、お釈迦様 (釈尊) が悟りの世界へ旅立つ前に、菩薩に渡された香飯を辞退し香飯を食べずに悟りの世界へ旅立たれました。そこでお釈迦様が亡くなった後に香飯の代わりに団子をお供えしたことが起源とされています。
また、釈迦が弟子たちに食事をすり潰し団子状にして食べやすくして与えたという説もあり、いづれにしても釈迦が起源に関係しています。
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